熊本県 編集部おすすめキャンプ場5選

多くの方が、熊本県といえば「阿蘇山」を思い浮かべるはずです。実際、ほとんどのイメージに関するアンケート調査で「阿蘇山」が一番になっています。この世界最大級のカルデラをほこる「阿蘇山」の周辺にキャンプ場が多く点在します。今回、阿蘇山周辺のキャンプ場をメインに、大自然に囲まれたキャンプ場を5つ選びました。熊本県のキャンプ場選びの参考にしていただけたら幸いです。

ゴンドーシャロレーオートキャンプ場

阿蘇の雲海が見える天空のキャンプ場

引用 ゴンドーシャロレーオートキャンプ場

まずは、熊本だけに阿蘇の魅力がつまったキャンプ場「ゴンドーシャロレーオートキャンプ場」をご紹介します。

こちらのキャンプ場は大谷山高原にあるテントサイトから阿蘇5岳が一望できるロケーションで人気です。

標高900mに位置するこちらのキャンプ場は、別名天空のキャンプ場とも言われ、天候が良ければ阿蘇の雲海を見下ろすことができます。

15万坪の広さをほこる敷地は、もともと牧場だったようです。

そのため、管理棟は歴史を漂わせるユニークな建造物となっています。

宿泊サイトは、区画サイトが約65サイト。全長50m以上のフリーサイトが4つ。

山々が一望できる場所もあれば、紅葉や紫陽花を楽しめる場所もあるので、

お好みにあわせて場所を選ぶと良いでしょう。

区画サイトにはすべて流し台が付いているので便利です。

場内にシャワー施設はありませんが、車で5分程のところに黒川温泉郷があります。中には、160cm程の深さの立ち湯がある温泉場もあるそうなので、行かれてみてはいかがでしょうか。

そして、近隣にバイクと四駆用のオフロードコースがあります。もし、それらをお持ちであればお勧めします。(車やバイクのレンタルはありません。)

ゴンドーシャロレーオートキャンプ場は阿蘇の山々を一望できる爽快なキャンプ場です。

場所は、熊本ICから車で約1時間30分。

休暇村南阿蘇キャンプ場

綺麗な星空が楽しめるキャンプ場

引用 休暇村南阿蘇キャンプ場

休暇村南阿蘇キャンプ場は、阿蘇山麓の標高650mに位置した自然豊かな場所にあります。高い標高にあるキャンプ場からは阿蘇の山々を一望でき、周囲の明かりが少ないため、夜には綺麗な星空を見ることができます。

この大自然に囲まれたキャンプ場の周りには、3つのウォーキングコースが設けられ、阿蘇の自然を五感で感じながら散策を楽しめます。この阿蘇でしか見ることのできない植物も生息しているようなので、ぜひ歩いてみてください。

また、こちらのキャンプ場は隣接している休暇村本館の温泉が利用できるだけなく、周辺に様々な温泉が点在しているので、温泉好きには最高です。肌にやさしい美人の湯で知られる温泉や、阿蘇5岳が一望できる露天風呂など。温泉を満喫できる施設が豊富なので、温泉をハシゴしてみるのも良いかもしれません。

宿泊タイプは、オートサイトが3種類に、休暇村オリジナルロッジ型テント。オートサイトは、どれも車が乗り入れできるので便利です。ロッジ型テントは、初心でもテントを張る手間がなく安心です。

キャンプ時間の楽しみ方は、周辺の散策以外に展開観測会などの体験プログラムもあります。熊本県だけに、くまモンに関連したプログラムもありますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

場所は、熊本ICから車で約60分。

美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス

静かな湖畔のキャンプ場

引用 美里の森キャンプ場 ガーデンプレイス

熊本のほぼ中央にある石段と石橋の町、美里。ガーデンプレイスはこの美里町にあります。

森と湖に囲まれたこのキャンプ場は、おもいきり自然に触れ合うことができます。

宿泊タイプは、テント、ロッジそして、バンガローの3タイプ。テントサイトは、車が乗り入れできる区画されたオートサイトと、自由にテントを張ることができるフリーサイトに分かれます。どちらも、湖畔にあるので自然に触れ合いながらキャンプ時間を楽しむことができます。ロッジは、フル装備のデラックスタイプと、シャワーやキッチンのないスタンダードタイプ。いずれもwi-fi完備なのでインターネットを快適に利用できます。そして、ログハウスタイプと山小屋タイプのバンガローになります。

共同の施設にトイレ、シャワー、キッチンが装備されていますが、その他、昔ながらの薪でお湯を沸かす五右衛門風呂もありますので、一度体験してみてはいかがでしょうか。(五右衛門風呂は予約制です。)

こちらのキャンプ場の人気は他にもあります。フォレストアドベンチャー美里というアスレチック施設が隣接し、ここのジップスライド(架け渡されたワイヤーロープを滑車で滑り降りる遊び)は510mと日本最長なのです。谷を越え、ダム湖を見下ろす絶景はスリル満点です。(高所恐怖所の方は控えるのが良いかもしれません。)このアスレチックの他に、湖でボートやカヌーも楽しめますので、体を動かすことが好きな方にはお勧めです。

場所は、御船IC、松橋ICから車で約40分。

引用 美里の森キャンプ場ガーデンプレイス

四季の里旭志 キャンプ場

山々に囲まれたテントサイトが豊富なキャンプ場

引用 四季の里旭志 キャンプ場

こちらのキャンプ場は、広大な菊池平野を見下ろせる阿蘇北外輪山の鞍岳中腹に位置したアウトドアパーク「四季の里旭志」の中にあります。山々に囲まれたこのアウトドアパークでは、四季折々の花々が楽しめる他、カンガルーをはじめ9種類の動物と触れ合うことができます。

この施設内にあるキャンプ場は、テントサイトの種類が豊富にあるのが魅力です。

まず、車が乗り入れできるサイトが3種、林間サイトと見晴らしサイト、そして広いグランドのグループサイト。林間サイトと見晴らしサイトはAC電源付きです。それから、木陰の下で気持ち良いフリーサイトに、床面がウッドデッキで心地良いウッドデッキサイトと、芝生広場サイト。さらに、一部直火が可能な大ファイヤーサイトと、小ファイヤーサイト。テントを張るのが面倒という方には、ログハウスとバンガロータイプがあります。ログハウスはロフト付きのフル装備。バンガロータイプは、バーベキュー台が備わった明るく広い平家建てです。

大浴場は設備不具合のため休止になっていますが、シャワーは無料で使用できます。(予約時に利用可能なサービスの確認をお勧めします。)

キッチン用品や椅子などが借りられるだけでなく、場内にアウトドア専門店もありますので、安心してキャンプをお楽しみいただけます。流行りのスウェーデントーチも販売していますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

四季の里旭志は、ソロキャンパーからグループキャンパー、特にファミリーキャンパーにお勧めのキャンプ場です。

場所は、熊本ICから車で約35分。

瀬の本高原オートキャンプ場

360度見渡す限りの山と空に囲まれた高原キャンプ場

引用 瀬の本高原オートキャンプ場

最後にご紹介するのは、九州のほぼ真ん中に位置する標高900mにあるキャンプ場です。

こちらのキャンプ場は、高い標高にあるため360度見渡す限りの山々の絶景と、夜には満天の星空を見ることができます。

四季折々の鮮やかな景色と季節の野花に囲まれ大自然を堪能しながらキャンプ時間を楽しむ。まさにキャンプ本来の姿ですね。

100組のキャンパーを収納できるフリーサイトは、九州最大級と言われています。テントサイトは、区画サイト、車が乗り入れできるオートフリーサイトと、乗り入れ不可のフリーテントサイト、そして、バイクキャンパー用のバイクキャンプサイトがあります。区画サイトはAC電源ありと無いとで価格が変わるので、予算にあわせてお選びいただくと良いでしょう。

キャンプ場の利用者は、瀬の本高原ホテルの温泉が利用できます。中性単純温泉の湯は、肌触りが柔らかくて癖がないため、赤ちゃんから年配の方まで安心です。露天風呂からは、雄大な阿蘇の大草原を一望できるので、都会の喧騒を忘れゆったりリラックスできることでしょう。さらに、もっと温泉を楽しみたい方には、車で10分程度の場所に黒川温泉がありますので、こちらも利用してみはいかがでしょうか。

ゆったりと温泉も良いですが、アクティブに体を動かしたいという方には、豊富なアクティビティをお勧めします。キャンプ場の周辺を散策するウォーキングに、MTBで走るサイクリング。どちらもガイド付きのプログラムがありますのでお勧めです。それから、他のキャンプ場ではあまり体験できないアクティビティもあります。高原を時速8kmから27kmで走る電気ゴーカートは、小さなお子様から大人まで安心して楽しめます。また、スタッフがドローンを飛ばし、上空から撮影するドローン撮影などもありますので、是非チャレンジしてみてください。瀬の本高原オートキャンプ場は、ソロキャンパーからファミリーキャンパー、そしてバイクキャンパーまで、人気の大自然に囲まれたキャンプ場です。

場所は、湯布院ICから車で約60分。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自然、温泉、アクティビティと、キャンプ時間がさらに楽しくなるキャンプ場を5つご紹介しました。大自然に囲まれゆったりと過ごし、時には体を動かしながらアウトドアを楽しみ、疲れたら温泉に入ってリラックス。そんな、贅沢なキャンプスタイルを堪能できるキャンプ場です。ぜひみなさまも一度、訪れてみてください。

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