注目されるタープの張り方のコツ!

今回はファミリーキャンパー向けに注目されるタープの張り方「4選」をご紹介したいと思います。

注目されるタープの張り方4選

①オープンスタイル

②テント連結スタイル

③小川張り

④High &Lowスタイル

みなさんタープにも種類があるのをご存知でしょうか?

代表的なタープはヘキサタープ、レクタタープ(スクェアタープ)スクリーンタープ、自立式タープ等があります。

ヘキサタープ

引用 HIMARAYA通信

その名の通りヘキサゴン(六角形)から名前の付けられたタープです。

メインポール2本で立てる事ができ、メインロープ4本、サブロープ4本なので比較的簡単に立てることができます。慣れてしまえば一人でも簡単に立てることができます。

一般的に3〜4人家族で基本4×4mを選ぶと良いそうですが、個人的には大きめを選んだ方がいいと思います。タープ下に椅子やテーブルを置くと、意外とスペースがなくなります。

レクタタープ(スクェアタープ)

引用 YAMA HACK

レクタは長方形、スクェアは正方形のタープです。種類は違いますがどちらも四角形のタープで

基本は同じだと思います。

ヘキサタープに比べるとシンプルな形ですが、有効面積が広くなります。

有効面積が広い分ヘキサタープよりも風には弱いです。

ヘキサタープがポール2本に対して、レクタタープはポールが6本とポールは多くなっています。

アレンジの自由度はヘキサより高くなっています。

スクリーンタープ

引用 SAKIDORI

スクリーンタープは横面がメッシュになっているので、虫が入ってこないのが最大の特徴だと思います。

スクリーンタープはテントに近い形なので、有効スペースも広くプライベートな空間は確保されますが、

自然を少し感じ難くなっています。

アレンジの自由度はありません。

各ブランドでテントに連結可能なものや、フルクローズできるものがあります。

自立式タープ

引用 hinata

こちらはホームセンターでもよく見かけるタープですね。スクリーンタープのメッシュなしという感じですね。

設営が簡単ですが意外と一人では難しいと思います。

そしてファミリーキャンパーに1番オススメしたいタープはレクタタープとヘキサタープです。紹介にもあるように、アレンジ度が抜群です! レクタタープの方がアレンジの自由度は高いですが、ヘキサでもできるアレンジですので、レクタ、ヘキサを持っている方はぜひ試してみてください。

タープの基本的な張り方

①風向き、日差しを考えタープを立てる位置を決めます。

風が強すぎる時は立てない方が無難だと思います。

日差しの向きはよく考えた方がいいと思います。レクタだと有効面積が広いので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが、ヘキサだとタープ下全面に日が差し込むということにもなります。

引用 DOD

②メインポールをタープのグロメット(穴)に入れ、メインロープをペグダウンする。

この時ロープの角度はポールに対して45°になるように注意してください

引用 DOD

③ポールを立ててください。反対のポールも同じように立ててください。

一人でも出来る?と思った方いますよね?風とか吹いてない限りほぼ立ちます!

引用 DOD

④残りのロープを張り、長さを調整します。

タープのシワが伸びるようにロープを張れば完成です!

引用 DOD

本当に難しく無いのでチャレンジしてみてください。タープが張れれば後はアレンジ自由です!

基本の張り方が分かったところで、注目されるタープスタイル4選をご紹介していきます。

オープンスタイル

張り方の名前は特に無いので、ここではオープンスタイルと呼ばせていただきます。

引用 GO OUT

この張り方はポールを4本使用します。メインポールでタープを立て2本のポールで片側だけ跳ね上げます。ポールを使用していない側はロープをそのままペグダウンするとオープンスタイルの完成です。ポールが短い時や、低床スタイルがいいという人はタープを直接ペグダウンすれば問題ないと思います。基本の張り方とは雰囲気がガラっと変わり、周りとも差が付けられるのでは無いでしょうか。ポールを短くすれば、Lowスタイルとしても楽しめるかと思います。

テント連結スタイル

引用 GO OUT

テントとタープを連結させるので雨の日など濡れずにテントとの行き来が可能です。連結させていない時よりコンパクトになるので、狭いサイトや少人数の時に重宝すると思います。ワンポールテントのように入り口にポールが無い場合でもタープの下にテントを設営したりも出来るので、テントの種類に応じて色々試せると思います。

また2家族でのキャンプのようにグループキャンプされる方はタープとタープを連結させると広いリビングのようにもなるので、タープ連結も試してみてください。

引用 SNOW PEAK

小川張り

引用 ソトイク

小川張りはセッティングテープを使ってテントと連結させる方法です。キャンパルジャパンが販売しているシステムタープを使用し設営するのがはじまりみたいですね。それをキャンパーたちが他のタープでも真似をしたのが小川張りとなっているそうです。 見た目は連結と同じような感じですが、後ろのポールがポイントです。

引用 CAMP HACK

OGAWAのシステムタープには写真のようにセッティングテープが付いています。タープのグロメットにポールをつけずテープを介して連結し立てます。

このセッティングテープを自作で作っている人もいるみたいですね。作り方は荷造り用のベルトに穴を開けグロメットを取り付け作れるそうなので、ぜひチャレンジしてください。セッティングテープがなくてもロープでも出来るそうです。

見た目は連結ですが見る人が見れば「小川張り」とわかるので小川張りで注目されてみてはいかがでしょう。

High & Lowスタイル

こちらはポールの長さを変え天井を高くしたりするスタイルです。ポールの長さを変えるだけなので、張り方は基本と同じです。 ポールの長さを変えるだけですが、全く違う雰囲気になります。天井が高いと開放感は抜群です。実際キャンプ場でも見かける事がありますが、かなり目立ちます。天井が高いので風の抵抗を受けやすいので、注意が必要です。

引用 news magazin

低くすれば、プライベート感が増すのでは無いでしょうか。テーブルやチェアも低くすれば、

渋くてカッコいい雰囲気になるのでは無いでしょうか。

まとめ

注目されるタープの張り方「4選」いかがだったでしょうか?

ご紹介したタープの他にも各ブランドで色々な形のタープがあります。素材も近くで焚火をしても大丈夫なコットンやポリコットン、火には弱く雨やメンテナンスが簡単なナイロンなどがあります。機能面でも遮光性、撥水性、色、大きさなど、種類は多く自分のスタイルに合ったものを見つけてください。

ポールも長さ、色、素材などたくさん種類があるので、まずはご自分のタープを持っている方はロープ、ポールの長さを確認しポールの買い足しやロープの購入を行なってください。持っていない方は、セットになっているポールの数や長さ、グロメットの数や位置を確認して、自分に合うものを購入してください。

ご紹介した張り方はもちろん、気分に合わせて張り方を変えたり、自分のスタイルを見つけたり、キャンプライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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