中級者以上がノルディスクのテントを買う理由

みなさんはどこのメーカーのテントを使っているでしょうか。

初心者の方だと名前が売れているColemanやロゴス・ユニフレームなどが多いかもしれません。

しかし、キャンプ歴が長くなってくると、他の人と被りにくいテントを使いたくなるものです。

そんな方におすすめしたいのが、「ノルディスク(Nordisk)」のテントです。

デザインも機能性も一味違うノルディスクのテントは、ベテランキャンパーでも満足できるでしょう。

今回はデザイン性あふれるノルディスクのテントの特徴や、おすすめテントを解説します。

ノルディスクとは

引用:ノルディスク公式ホームページより

ノルディスクは1901年に創業された北欧・デンマークのアウトドアブランドです。

冒険家や登山用などのプロユースから、日常のレジャー用途のテントまで幅広く販売しています。

商品ラインナップはテントの他に寝袋・チェア・クッカーなどもあります。

シンプルでナチュラルなデザインが写真映えするので、インスタグラムなどのSNSの流行に合わせて人気が急上昇しているアウトドアブランドです。

ノルディスクのテントの特徴

ここではノルディスクのテントには、どのような特徴があるのかを解説します。

スカンジナビアデザインの洗練された見た目

引用:Nordisk Japan公式ホームページより

スカンジナビアデザインとは、デンマーク・ノルウェー・スウェーデンなどのスカンジナビア半島で発展してきたデザインです。

スカンジナビア半島はとても寒く日照時間も短いため、普段使うものには暖かみのあるシンプルなデザインが好まれてきました。

ノルディスクのテントには、北欧発のブランドらしくシンプルで暖かみがある、スカンジナビアデザインのものが多くあります。

一般的にテントの色はカーキやアイボリーなどが多いですが、ノルディスクのホワイト系のテントは、ナチュラルで優しい感じがするのでキャンプ場でも目を引くでしょう。

コットン素材のテントが得意

ノルディスクのテントには、ナチュラルで暖かみがあるコットン素材のテントが多くあります。

天然素材のコットンは、夏は内部の熱気を外に逃がし・冬は外の冷気を遮断してくれるメリットがあります。

その反面、濡れた場合など使用後のメンテナンスに手間がかかったり、重量が重くなったりなどのデメリットがあります。

そのデメリットを解消したのが、化学繊維のポリエステルを混紡した「ポリコットン」です。ノルディスクのテントには、ポリコットンが多く使われています。

ポリコットンは天然素材の風合いはそのままに、メンテナンスの手間を減らし軽量化も実現しています。

コットン素材のメリット・デメリットをまとめると下記のようになります。

メリット

・夏は涼しく、冬は暖かい

・結露が少ない

・火の粉に強い(耐火性が高い)

・天然素材の風合いが素晴らしい

デメリット

・濡れた場合のメンテナンスに手間がかかる

・重量がある(持ち運びが大変)

コットン素材のテントは非常に味がありますが、メリット・デメリットがありますので理解した上で購入をしましょう。

北欧の過酷な環境にも耐える頑丈な設計

引用:Nordisk Japan公式ホームページより

極寒の地として知られる北欧のブランドであるノルディスクのテントは、その過酷な環境に耐えられるように設計されています。

「限界への挑戦」を開発理念に掲げていて、常に最先端の機能素材を使用して製品作りをしています。

機能性でとくに有名なのが、世界一軽い二人用テント「Telemark 2 ULW」です。その重量は何と880g!軽さだけでなくベンチレーションなどの機能性も十分なテントです。

ノルディスクテントの機能性は、世界中のプロの登山家や冒険家に愛されており、これまでに数々の賞を受賞しています。

創業から100年以上のノウハウを惜しみなく使っているので、安心してキャンプができるでしょう。

人気急上昇中のトンネルテントの先駆者

最近、キャンプ場でも見かけることが多くなったトンネルテント。

トンネルテントの内部は寝室とリビングに分かれていて、悪天候になってもテント内で完結できるのでファミリー層にも人気です。

また、ポールがアーチ状に組まれるため天井が高くなり、内部の居住性が上がるのも特徴です。

トンネルテントはいろいろなメーカーが発売していますが、ノルディスクのレイサ6は特に人気があります。

引用:ノルディスク公式ホームページ

レガシーテントシリーズ

ノルディスクの代表的なモデルとして「レガシーシリーズ」があります。レガシーシリーズはクラシカルなデザインと快適性(機能性)を両立させたモデルです。

レガシーシリーズにはテントの他にもタープやバッグなどがあり、ナチュラルな風合いのカラーで統一されています。レガシーシリーズでギアを統一すれば、写真映えするオシャレなサイトになるでしょう。

ヴァナヘイム24

引用:ノルディスク公式ホームページ

レガシーテントシリーズのヴァナヘイム24は、貴族のテントをイメージして作られているため、ノルディスクのテントの中でも最高の快適さを誇ります。

サイズは600×400×高さ300cmと非常に大型で、複数の家族やグループなど大人数のキャンプやイベント、グランピングで使用されています。最大で14人程度まで収容可能です。

素材にはポリコットンを使用しています。

先ほども解説したようにポリコットンには、ナチュラルな風合いがあります。そのナチュラルな風合いがヴァナヘイム24の気品のあるデザインと相まって、他のテントとは一味違う高級感を醸し出しているのです。

引用:ノルディスク公式ホームページ

・参考上代:330,000税込み

・定員:2~14人程度

・本体サイズ:600×400×高さ300cm

・収納サイズ:124×63cm

・重量:44.3kg

・耐水圧:350mm(フライシート)

アスガルド

引用:ノルディスク公式ホームページ

ヴァナヘイム24と同じくレガシーテントの人気モデルに、アスガルドがあります。

アスガルドの特徴は設営の簡単さにあります。ワンポール式テントなので周囲をペグダウンした後に、中央のポールを立てるだけです。慣れてくれば15分もあれば設営ができるでしょう。

また、ワンポールテントは天井が高くなるため、着替えの時などに屈む必要がありません。スペースを確保するのが難しいテントで、広々と過ごせるのは嬉しいポイントです。

素材にはポリコットンを使用しているため、夏でも冬でも快適に過ごせます。ポリコットンは難燃性が高いため、テント内部で薪ストーブを使用も可能。オールシーズン使用できるテントです。

*テント内で薪ストーブを使う場合は、換気に十分気を付けてください。

引用:ノルディスク公式ホームページ

アスガルドのナチュラルな風合いと色は、キャンプ場の自然とマッチします。三角屋根の素朴なデザインはグランピングをイメージさせ、優雅で気品のあるテントサイトになるでしょう。

写真映えするので、インスタグラムなどに写真をアップするのにも最適なテントです。

アスガルド19.6の仕様

・使用人数:最大10人

・寸法:470×500×高さ300cm

・重量:20kg

・収納サイズ:116cm×直径42cm

まとめ

まだまだ使っている人が多くないノルディスクのテント。

キャンプにのめり込むほど欲しくなってくる、中・上級者向けのテントではないでしょうか。

北欧の過酷な環境で培われた快適性・スカンジナビアデザインのシンプルで暖かみのある見た目など、他のメーカーでは真似できない要素がたくさんあります。

デザインも快適性も両立させたいという方におすすめです。

この記事を読んで気になった方はノルディスクのテントを検討してみてはいかがでしょうか。

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